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古いルーターが招く“見えない事故”!

新しいWi-Fiルーターと古いWi-Fiルーターの比較イメージ

ホームページより先に見直すべき「ネットの玄関」!

 ホームページは会社の顔です。だからこそ多くの企業が、デザインや更新、SSL(HTTPS)など「見える部分」に力を入れます。

 しかし私は、それより先に見直すべきものがあると考えています。

 「その会社に行った時に、どのようなWi‑Fiルーターを使ってネットに接続しているか?」です。ルーターは“ネットの玄関”。

 ここを軽視する会社は、見えないところの管理を怠りやすく、結果として信用を失います。


「まだ動いているから大丈夫!」は危険のサインになり得ます

 現実には、同じルーターを10年以上使い続けている企業も少なくありません。

 けれどルーターの寿命は、故障より先に「サポート終了・更新終了」で訪れます。サポートが終われば、新たな脆弱性が見つかっても修正が提供されず、穴が塞がらない状態が固定化します。

 攻撃者は“最新の技術”で突破してくるというより、既知の弱点や放置された設定を機械的に狙います。古いルーターは、その標的になりやすいのです。

 しかも厄介なのは、機器が“普通に動いている”ことです。動いているから放置され、放置されるから脆弱になる。これが更新終了機の怖さです。


ルーターが乗っ取られると、被害は社内だけに収まらない!

 さらに怖いのは、ルーターが乗っ取られると、被害が「自社の端末だけ」に収まらない点です。

 回線が踏み台にされて他者への攻撃に使われたり、設定が書き換えられたり、利用者が正しいサイトにアクセスしているつもりでも偽サイトに誘導され、IDやパスワードを奪われる足がかりになることがあります。

 入口が破られれば、社内共有やクラウド上のファイル(Excelなど)に到達する可能性も現実的に上がります。セキュリティは“どこか一箇所を守れば安心”ではなく、入口を整えて事故確率を下げる積み重ねです。


「モデム直結」は玄関ドアを外すようなもの!

 また、極端な例として「ルーター無しでPCをモデムに直結している」ケースもあります。

これは例えるなら、玄関ドアを外して道路に机を置いて仕事をするようなものです。ルーターは暗号化だけでなく、外部から内部への不要な通信を減らす“境界”の役割も担います。直結は、その境界を自ら外す行為であり、事故の確率を上げてしまいます。

 さらに見落とされがちなのが、古いモデム(ONU/回線終端装置)を長年使い続ける危険性です。モデム側の故障や劣化は通信の不安定さだけでなく、再起動や設定戻しを繰り返す原因になり、結果として運用が雑になりがちです。加えて、提供機器の世代が古いと、最新の回線方式や機能(速度・安定性・品質管理)に追従できず、業務に支障が出ることもあります。

 ネットの入口を整えるなら、ルーターだけでなく、回線側の機器も含めて定期的に見直すことが“品格”につながります。

 特に店舗や事務所でクレジットカード決済端末を使っている場合、通信の入口が不安定・不透明な状態は見過ごせません。

 クレジットカード決済は売上だけでなく顧客の信頼にも直結します。古い回線機器や場当たり的な配線・設定のまま運用すると、障害時の切り分けが難しくなり、復旧を急ぐあまり例外的な接続(安易な共有Wi‑Fiや臨時ルーター等)に頼ってしまうことがあります。

 だからこそ、決済に関わる通信は「更新される機器」「管理できる構成」で、計画的に整備しておくべきです。


海外でも“ルーターの入口”は政策レベルの論点!

 海外でもルーターのリスクは政策レベルで議論されています。米国では中国製ルーターをめぐり、議会で問題提起や調査要請が行われ、メーカー側の反論も含めて公の論争になっています。要するに、ルーターは「ただの箱」ではなく、国家レベルでも論点になり得る重要な入口だということです。

 だから企業は、思想や噂で判断するのではなく、サポートが継続し、更新が追え、運用しやすい製品を選ぶべきです。

日本でも「中国製IT機器のリスク」は政策テーマ!

 この論点は海外だけの話ではありません。日本でもサイバー安全保障は国会や政府の大きなテーマになっており、家庭・中小企業に普及している機器が攻撃の踏み台として悪用されるリスクが注目されています。

 高市早苗総理も、自身の発信で中国製IT機器の情報漏洩リスクに触れ、注意を呼びかけています。「安いから」「よく売れているから」ではなく、入口をどう守るかが問われる時代です。


だから私はバッファローをおすすめしたい!

 その観点で、私はバッファローをおすすめしたいです。

 理由は単純で、日本の企業であり日本語で情報が追いやすく、更新やサポートの導線が明確で、企業が“継続運用”しやすいからです。機器は「買って終わり」ではありません。更新し、点検し、必要な時期に買い替えることが前提であり重要です。

 私は、ルーターを3年周期で見直すことを「安全のため」だけでなく、「会社の品格のため」にやっています。3年周期を目処に買い直しております。ここは「高い機種を買えば安心」という話ではなく、更新が続く前提の機器を、正しく運用するという話です。


品格として最低限の基準(チェックリスト)

  • ① サポート継続機種を選ぶ(更新終了は置き換え)
  • ② ファームウェア更新を定期的に行う。もしくは自動更新に設定しておく!
  • ③ Wi‑FiはWPA3(可能なら)/最低でもWPA2(AES)
  • ④ 管理画面の初期設定は必ず変更し、外部からの管理は必要最小限にする

まとめ:セキュリティーレベルの高い企業を目指すのならば、まず玄関を守る!

 これだけでも事故率は大きく下がります。会社のセキュリティーを守るなら。ちゃんとしたルーターを使い、定期的に買い替えることは、セキュリティ対策であり、企業の品格そのものです。見えない場所を整える会社ほど、結局は強いのです。