
迷惑メールを減らし、必要なメールを確実に届けるための DKIM・SPF・DMARC
「ECサイトや配送業者を名乗る“請求・配送通知”が届いた!」「決済サービスやカード会社を装う“確認のお願い”が来た!」。
今や、詐欺メールは誰の受信箱にも届く時代です。
一方で、事業者側にも別の悩みがあります。こちらが送ったはずのメールが、相手に届かない!もしくは迷惑メールに入ってしまう!
見積書、予約確認、問い合わせ返信、請求連絡…。届かなければ、ホウレンソウという信用問題やトラブルの原因にも直結します。
この2つの問題は、根本が同じです。メールは「差出人表示(From)」だけでは本人確認ができないため、送信ドメインの認証設定が不可欠なのです。
1. 詐欺メールの“よくある特徴”
詐欺メールは文章も不自然ですが、実はメールのヘッダー(技術情報)に特徴が出やすいことが多いです。
- 差出人名は有名企業なのに、メールアドレスのドメインが不自然
- 返信を急かす(至急・期限切れ・停止・支払い)
- リンクを踏ませる/ログインを促す
- 文字化けや不自然な文字コード
- SPF/DKIM/DMARC などの認証が失敗している(または未設定)
詐欺側は「見た目を似せる」だけでなく、認証が弱い送信環境を利用して“それっぽく見せる”ことがあります。
2. 逆に、正しいメールが迷惑メール扱いされる理由
「こちらのメールが届かない」原因は、たとえば次のようなものです。
- SPF が未設定、または送信サービス追加後にSPFを更新していない
- DKIM が未設定、あるいはDNSの公開鍵が正しく登録されていない
- DMARC が未設定で、受信側が“正規かどうか”判断しづらい
- 送信元サーバーの評判(レピュテーション)が悪い
- 本文がURLだらけ・画像だけなど、迷惑メールに似た構造になっている
つまり、メールは「作って終わり」ではなく、運用と整備で品質が決まるのです。
3. DKIM・SPF・DMARCとは?
難しそうに見えますが、役割はシンプルです。
- SPF:このドメインから送って良い送信元サーバー(IP/サービス)を宣言する
- DKIM:メールが改ざんされていないことを電子署名で証明する
- DMARC:SPF/DKIMとFrom(表示差出人)を結びつけ、失敗時の扱い(隔離/拒否)を受信側へ伝える
この3点が整うと、詐欺メールの「なりすまし」が成立しにくくなり、同時に、あなたの正規メールの到達率も改善しやすくなります。
4. 「メール設定」は“アドレス作成だけ”ではない
メールアドレスを取得し、メーラーに設定して送受信できるようにする。これはスタート地点です。
しかし本当に重要なのは、次のような “見えない部分” の整備です。
- 送信サービス(フォーム通知、メルマガ、CRM、予約システム)を増やしたらSPFを更新
- DKIMの公開鍵がDNSに正しく登録されているか確認
- DMARCの導入と、運用に合わせたポリシー調整(いきなりrejectにせず段階的に)
- 迷惑メール判定を避けるためのメール本文設計(リンク・画像・文量・差出人名)
- 不審メールの一次判定(ヘッダー確認、隔離、社内周知)
5. カチカが対応する「メールの安全運用」
カチカのサービスをご利用のお客様には、ただ単にメールアドレスを設定・取得するだけではなく、こうしたメールの細かいセットアップ(SPF / DKIM / DMARC )まで、ご対応します。
「詐欺メールに間違えられる!」、「お客様に送ったメールが届かない!」、こうしたトラブルは、放置すると信用や売上に直結します。
だからこそ、カチカは「迷惑メールに入らないための認証設定(SPF・DKIM・DMARC)まで整え、メールがきちんと届くメール環境を作る」ことまで含めて、運用をご支援します。
まとめ:メールは“信用のインフラ”です
詐欺メールの時代に、メールは単なる連絡手段ではありません。あなたの会社の信用を支えるインフラです。
- なりすましを減らす
- 正規メールを相手に確実に届ける
- トラブル時に原因を切り分けられる
そのために、DKIM・SPF・DMARCは「難しい技術」ではなく、今の時代の必須整備と言えます。